一番最初に覚えるのはコレ!総合格闘技で上達するためのコツ

格闘技・筋トレ

自分が総合格闘技でコレを覚えた時に上達した!と思ったものを挙げていきます。

覚えてみると案外簡単なものですが、最初の頃はその簡単なことができなくて苦労します。

総合格闘技は段階段階でそれぞれ上達ポイントみたいなものが出てくるので、まずは最初の頃に注意したいポイントを挙げてみました。

総合格闘技を始めたてで、まだどうしたら上達したらいいのかわからないという人は、この記事を見てそのポイントを意識してもらえると上達が早くなると思います。

相手の腕の長さよりも短い距離に入らない

これは打撃の話ですが、一番最初は距離感というものがあまりわからずにスパーリングをすると思います。

しかし、そのうち徐々にここまでだったら相手の打撃が当たらないという部分がわかってきます。

それは感覚でわかってくるかと思うのですが、ただその相手のリーチが人ごとに違うという意識は、おそらく皆さんの中にはないと思います。

人それぞれ腕の長さは違います。そのため背が高くて腕の長い人の場合は、距離を普通の人よりも取らなければなりません。

逆に腕の短い人の場合は、相手が届かないけどこちらが届く距離でずっと向き合い続けると優位に立てます。

パンチやキックを出す時に毎回前足を出さない

無意識だとは思いますが、最初は誰でも前足を出しながらパンチを出します。まぁ、距離が届かないですからね笑

でも、それって相手にとってみたらパンチがくるよーとかキックがくるよーとかバレバレなんですよね。

だから、まずここを工夫する。相手に届く距離ギリギリから前足を踏み込まずに打つとか。

相手の届く距離に体ごと移動するとか。あとは後ろ足を引きつけて距離を詰めて、パンチを打つとか。足を出したり出さなかったりしてフェィントを入れるとか。

そういうことです。

組んだ時は力を入れずにテコの原理を

まず相手のバックに回った時。これは相手の腰に手を回して、自分の臍の上に相手を乗せて、持ち上げるといいです。腕の力ではなく、自分がイナバウアーみたく反る感じ。

そして相手の体を浮かせたら、ゆっくりと半時計周りか時計回りに相手の体を回転させて床に下ろす。そしてそのままバックチョークを狙う。これはだいたいの人に効きます。

次にシングルレッグのタックルに入った時、これも持ってる相手の足を引っ張って引き倒せなければ、バックに回って、さっきの技を使用します。

今度はダブルレッグのタックルに入って壁際の時。これは相手のへそ位の辺りを肩で壁に抑えつけ、腿上あたりを持って引っこ抜くか、そのまま上に相手を持ち上げます。基本的には、相手の足を浮かせる動きをすると簡単に相手を倒すことができます!

最後にタックルで壁際に抑えられてる時。相手の頭が低い位置にあれば、キムラのように腕を抱えて相手の頭の方にそれを持っていけば自然と相手をひっくり返せます。もしくは相手の頭を下に抑えつけること。頭、首、肩の辺りを下に向けていき、片方のワキをできれば逆に上に持っていくとオセロのようにひっくり返しやすいです。

寝技の時は密着を

これが言われてもできてない人が本当に多い。まぁ、気持ち悪いし遠慮するのもわかります。

でも寝技の時はとにかくスペースを潰すのがキモです。ピッタリという表現が適切なくらい密着しないと決まりません。技の形だけ真似るのではなく、相手の肌に自分の肌を密着させてください。気持ち悪いけど、段々とそれが気にならなくなります。

またどこを押せば締まるのか、どこを極めようとしてるのか意識するとよりよくなると思います。

寝技の時は遠慮なく体重をかける

寝技で遠慮しがちなのが体重をかけることです。サイドポジションで相手を押さえつけている時、遠慮して体重をかけない人がいますが、相手を圧迫して苦しませるのが一つの手法ではあるので、できるだけ相手に圧を掛けてください。

その圧力から逃げようとして、相手が動き回ったところをミスを誘って極めにいくのが、寝技の定石です。

ただ注意したいのは、あまりに全てを委ねすぎるとそれを逆手に取られて、ひっくり返されたり、バランスを崩されたりします。

基本的にはバランスを取れる範囲で圧をかけていくといいです。例えば袈裟固めはバランスを崩しにくいので全力で体重をかけていいですし、マウントポジションはどちらかというと体重をかけるとひっくり返されるため、バランスを取ることに徹した方がいいと思います。逆にマウントでも相手の首の下くらいまで上につめられるのであれば、その時は全体重で抑えてもいいかもしれません。

とにかく大事なのはずっと同じ体勢をとっていると苦しいと感じさせることです。そこで苦しさを感じさせたら、相手があの手この手で動くので、そこを突いて技を極めていきます。

まずは相手にプレッシャーを与えるのが寝技では重要です。

まとめ

1.相手の腕の長さよりも短い距離に入らない

2.パンチやキックを出す時に毎回前足を出さない

3.組んだ時は力を入れずにテコの原理を

4.寝技の時は密着を

5.寝技の時は遠慮なく体重をかける

この5つが私が総合格闘技を始めて感じた上手くなるポイントです!

この5つを無意識に実感できるようになってから、とても強くなることができました。

スパーリングの中で実際に経験しながら感覚を掴んでいかなければならないとは思いますが、知ってると知らないでは天と地ほどの差があるので、是非実践してみてください!

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