自分の感情を振り返るために使うカウンセリングノート

人生のアドバイス

皆さんは自分で思っているほど自分の感情がわかっていない。

以前に記事でカウンセリングについて書いたのですが、そこに書いてあるカウンセリングの内容をノートでやってみたらいいんじゃないの?と思ってこの記事を書き始めました。

以前の記事はこちら↓

カウンセリングって嘘くさい?詐欺じゃないの?実際に大学で心理学を勉強してきた本当のカウンセラーの考え方。
カウンセリングとはどういったものなのか?何を基準として行われているのか?どうすれば治療が完了したといえるのか?不思議に思う人もいるでしょう。このページでは、カウンセリングがどういった枠組み、理念、にもとづい...

この記事に、カウンセリングとは「クライアントが自分の感情に気づくこと」と書いてあります。

そして、それはノートに自分の感情を書き出していくのと同じ作業だとも書きました。

もしかしたら、そのノートに書く作業がカウンセリングの代わりとなれるのではないかという可能性を感じたので、ノートを書いてみませんかという提案を書いていきます。

悩みを知るとは自分を知る作業

例えば、よくストレスを解消するためには、嫌なことをノートに書き出すとよいという話を聞きます。特にこれに理由づけがあるわけではありませんが、

①悩みを誰かに吐き出すのと、ノートに書き出すのは同じ行為

②ノートに書き出すことにより、自分の嫌な感情を自分で知ることができる→悩みの根本的な原因を知ることができる(実はたいして悩んでいないことに気づくこともある)

こういったことなのではないでしょうか。

私のおすすめは、事実と感情をそれぞれ書き出すことです。

事実は事実。感情は感情。

これらを書き出すことにより、事実と感情と解釈と色んなことがごちゃまぜになっている状態から、思考を整理することができます。

意外と何に対して嫌な感情を抱いているのかわからなかったりしていることが多いので、嫌な人だったら、その人の行動が嫌なのか、それとも言動か、見た目か、態度か、それとも別の何かか…など、整理ができます。

とにかく自分の中でごちゃまぜになっている思考や感情をノートに書き出すことで整理することができます。

ノートは自分とのセルフトークを客観的に把握できる

ノートに自分の中に溢れ出る思考を書き出していると、自分が普段頭の中で繰り返しているセルフトークが客観視できます。

普段は何もない中でセルフトークを繰り返しているので、矛盾していたりしても主観なので気になりませんが、ノートにしてセルフトークの内容を客観的に見てみると、気になる部分が出てきます。

なんでこんなことを思ったのか?

なぜ私はこんな行動をとったのか?

無意識だったけど、これはこういうことではないのか?

色んなことが把握できます。

後から見返して、自分で自分の感情を返してあげる。そして、気づきを得る。

このステップを繰り返すことにより、本来カウンセリングに行かなければできないことを、一人でできるのではないでしょうか。

ノートは色んな目的に使える

様々な本を読んでいると、多くの人が色んな使い方でノートを使用することを提案しています。

・思考の速度を上げるために思いつくことをノートに書く

・嫌なことを忘れるため、ノートに書く

・思考を整理するため、ノートを書く

・新しいアイデアを出すため、ノートに書く

これだけ見ていると、正直私はノートを書くことにメリットしかないのではないかと感じています。

毎日毎日ノートに書くことが思い浮かばないという人もいるかもしれませんが、特に制限を設けず、その日その日でアイデア用にとか、嫌なこと書く用にとか、思いついたことを書いていけば、きっと色々な気づきがあるのではと思っています。

是非とも一度まっさらなノートを買って、思いつくことを書いてみることから始めてみたらいかがでしょうか。

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