人生はゲームのようにリセットできるわけではない、でもやり直すことはできる。そんなに片意地はらず、気楽に生きませんか?という話。
人生はリセットできる
私は、人生の中で一度選択したものは変えられない。ずっとそのように考えてきました。それが大学生の頃、ある出来事によって、そんなことはなく、ただ固定概念に囚われていただけだったんだと気づかされました。
私は高校生の頃、親の意向や、周りの環境に流されて、大学に入学しました。自分自身のやる気はゼロです。ただ数学が得意だったから理系のクラスに進み、なんとなく将来に有利そうだったから有名大学の理系の学部を受験して、入学しました。
そうした状況で案の定、自分のやる気がそこをつき、能動的に動かなければならない大学では、学生生活に適応することができませんでした。
そこから、大学に行かなくなり、家でひたすらゲームをやる生活になり、よく世間で言われる引きこもりというものになってしまったのです。
そこで私の人生は一度終わりをつげました。親に敷かれたレール、元々置いてあったレールから脱線したのです。その時になって初めて、自分はずっとレールの上にいたんだなと気づかされました。
そこから初めて誰からも何も強制されない状況になって、自分でどうしたいのか?を考えるようになりました。いわゆる自分の人生が一度リセットされたのです。
色々と考えた結果、多少勇気がいりましたが、改めて自分のやりたいことができる違う大学の文系に受験し直すことにしました。
この時に人生は簡単に一度リセットできるんだなと学びました。
人生はやり直しができる
自分を追いつめている人は、人生で一度レールから外れたら終わりだと思ってる人が多いように思います。人生で一度ドロップアウトしている身としては、そんなことはないと思います。
人生のレールから外れたら、何もない自分に戻るだけで、何かが変わるわけではありません。確かに普通の人が歩むレールを外れるのは怖いかもしれませんが、外れてみたところでたいして変わらないのです。
私自身は、何かをしていない期間、世間から拒絶されたようで、とてつもない不安に襲われましたが、新しくやることを見つけたらそれにガムシャラにしがみついて行動していけば、なんらかの結果が付いてきます。
大企業を辞めようが、大学を途中で辞めようが、やり直すことなんていくらでもできます。
やり直す意欲さえあれば、いくらでも人間はやり直せるので、そんなに自分を追い込む必要はないのです。
リセットできると思えば怖くない
このように、人生はリセットできる、やり直しができる、とどこかで思っていれば、人間はメンタルが強くなります。
何か嫌なことがあった時も、一度リセットできるし、やり直しがきくんだから、最悪どう転んでも大丈夫だ、と思えるようになるのです。
私自身も、過去の大学の中退、その後、社会人になってからも転職を繰り返しましたが、何度でもやり直しはききました。
それを繰り返すなかで、自分の中で何があっても大丈夫という勇気を持てるようになりましたし、メンタルも強くなりました。
挫折を経験したことがない周りの人間は色々と言うかもしれません。でも、何度も挫折をしてきた私から言わせると、そんなことに耳を傾ける必要はないと思います。
是非、「どうなっても最悪大丈夫だ」くらいの気持ちで、世の中を過ごしていくことをおすすめします。
まとめ
1.人生はリセットできる
2.人生はやり直しできる
3.リセットできると思えば怖くない
世の中をうまく生きる術は、考えすぎないことです。全てのことが面倒くさくなったら、まず人生はいつでもリセットできるしなと考えてみてください。
今考えていることがどうでもよくなり、悩みがスッと軽くなります。
多くの人が自分を追い込まず、ストレスフリーで生きれるような世の中になることを祈っています。