人との縁は自分から話しかけることから始まる。
子供の頃は、誰かと友達になることとか、誰かと恋人になることとか、それらは全て偶然で成り立っていると思っていた。
ただ長く生きてくると、それらは偶然ではなく、意識的にもしくは無意識的に自分から掴み取っているものだと気づくようになった。
例えば、渋谷にある学校と立川にある学校だったら、あなたならどちらを選ぶだろうか?
ファッションに敏感な人であれば渋谷を選ぶだろうし、都心がこわいという人であれば立川を選ぶだろう。
このように、人間は生まれた時から自分で環境を選びとっている。
その結果、自分が選びとった環境に入ってくる人と出会っている。
つまり、その環境にいるだけで、自分の周りはある程度似たような人で溢れかえっているということだ。
また、友達を作るときはどうだろうか?
あなたは自分と似たような人にまず真っ先に声をかけるのではないだろうか?
自分と似たような見た目、自分と似たような雰囲気、自分と似たような行動、そのような人を見かけて声をかけることが多いと思う。
つまり、人との出会いとはどうあっても偶然ではないのだ。
人との出会いは自分から掴み取っていかなければならない。
であるならば、自分が出会いたい人に会うために、自ら機会をつくらねばならない。
例えば見た目がよい人と出会いたいのであれば、カフェでアルバイトしたり、アパレルに勤めたりすればよいだろう。
話をしたい人がいれば、その人に通学時間や通勤時間を合わせてみるのもいいだろう。
ストーカーになるのはいけないが、基本は出会いは自分でセッティングするものである。
待っているのではなく、どうしたらその人と出会えるかを考え、行動していこう。